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「冷え」について③

少し間が空いてしまいました(*_*;

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

新型コロナウィルスの影響でご自宅で過ごされる時間が多くなっていると思います。

 

今回は「冷え」と「空気の加工」について書いていこうかと思います。

お家時間を過ごすうえでの参考にしていただければ嬉しく思います♪

 

まずは「空気の加工」とはどのようなことなのでしょうか。

これはエアコンや暖房器具で部屋の空気を暖めたり冷やしたりすることを表します。

 

そして、この「空気の加工」が「低体温」の大きな原因のひとつとも考えられているのです。

 

えっ?暖房しても冷えちゃうの?とお思いの方もいることでしょう。

 

身体にとって健康な状態を表す言葉に「頭寒足熱」というものがあります。

これは二足歩行する人間が、よく使う下半身を常に温めてエネルギーを蓄えておき、一方で上半身、特に頭は温めずに冷たくしておくことで脳をしっかり働かせるということを表した言葉になります。

 

その反対である「頭熱足寒」の状態は、いわゆる冷えのぼせ状態であり、この状態を「冷え」と表現し、身体全体が冷たいということではないのです。

 

ではこの「冷え(頭熱足寒)」と「空気の加工」がどのような因果関係にあるのでしょうか。

 

現代の住宅状況では、ほとんどの家庭でエアコン等の冷暖房器具が整っています。

暖房では暖かい空気は部屋の上に昇っているので上半身は温まるけど、下半身が冷たいといった状況がおきやすくなります。

皆さんも、きっとこのように頭や上半身はのぼせて、下半身は寒いといったご経験をされた方は多いと思います。

 

また、冷房時でも冷たい空気は部屋の下にありますので上半身に比べて下半身が冷たくなって「頭熱足寒(冷え)」が起こると言われています。

 

このような状態が続くと、人間本来の体温調節機構であるセンサーは狂ってきてしまい、より不健康な状態になってしまうことが考えられるのです。

 

今日はここまで。

次回は、ではどのようにして「空気の加工」対策をして、「冷え」に気を付けていくかについて書いていくことにします。