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痛みの治療について②

前回は末梢組織レベルでの痛みの治療についてお話ししましたね(^^♪

末梢組織レベルでは、難しい言葉が並びましたが、分かりやすく言えば、痛いところに近辺に鍼を刺すということでした。

 

今回は「脊髄レベルでの鎮痛」について書いていきましょう!(^^)!

 

脊髄レベルでの鎮痛とはとのようなことでしょうか?

疼痛局所で生じた痛みは脊髄に集約されます。

そのため脊髄で痛みをブロックするという機序になります。

スゴイデスネ~( ..)φメモメモ

 

ひとつは、障害のある脊髄神経と同じ支配エリアに刺激を行うことで、障害のある脊髄神経の痛みを抑える機序です(*^^)v

 

脊髄からは脊髄神経と呼ばれる神経が身体各所に拡がって運動支配、感覚支配をしているのですが、それぞれの神経は身体のある一定のエリアを担当しているわけです♬

そのエリアを刺激してあげることで、脊髄レベルでの痛みを抑制させることができます(*^^)v

鍼灸では痛んでいる反対側、例えば右のある部分が痛ければ、同じ部位の左に刺激をすることがあります。(巨刺といいます)( ..)φメモメモ

左右違えども、その支配エリアを担当している脊髄神経は同じなので、同じ脊髄レベルに刺激が送られることになります。

そうすることで脊髄レベルでの痛みを抑制しているのです(‘ω’)ノ

 

もうひとつは、脊髄レベルでの痛みを抑制する物質に「ノルアドレナリン」「セロトニン」と呼ばれるものがありますが、これらを鍼刺激で分泌させる方法となります(^^♪

セロトニンは減少すると、局所的に筋肉がこわばり、ノルアドレナリンが減少すると、交感神経亢進症状である冷えや血流低下などを引き起こすとされています。

これらの分泌を促すような治療が必要になってくるのです。

 

このように鍼灸治療は現代医学的にもきちんとしたエビデンスを基に治療が行われています!(^^)!

次回は「脳レベル」での鎮痛でついて書きますね~(^^♪