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白砂糖について④

さて、前回は白砂糖を摂りすぎると、カルシウム欠乏症になってしまう可能性があることを書きました。

 

今回も続いて白砂糖を摂取することで起こる身体の症状について書いていくことにしましょう。

 

小さいころに「ご飯を食べる前に甘いものは食べちゃだめよ!」なんて母親から言われた経験はありませんか?

実はこれにもちゃんとした理由があるのです。

 

胃は1分間に3回程動いているのですが、白砂糖が胃に入ることで「糖反射」と呼ばれる現象を起こし止まってしまうのです。

そして、この糖反射は大量の糖が入ると1時間以上も続くことがわかっています。

 

ということは、食事前にジュースや甘いものを食べてしまうと「糖反射」によって胃の運動は止まっていますので、その後栄養のある食事をしても、身体に必要な栄養素等も吸収されにくくなってしまうということになるのです。

満腹になるほど食べているのに栄養失調になってしまうという事態になってしまいます。

 

参考までに以下に普段口にしているものに含まれている白砂糖含有量を書いてみました。

 

ジュース(1.5L→約30個

あんぱん→約6個

板チョコ→約6個

ガム(10枚)→約6個

クッキー(2枚)→約2個

飴(2個)→約2個

炭酸飲料500ml→約10個

等々

 

凄いですね。。。

 

また、白砂糖はカルシウムの消耗だけの問題ではすまないのです。

 

今は家庭の冷蔵庫にはジュースやスイーツが入っていることが多いと思います。

 

そして、これらの甘いものを食べながらテレビを観ているなんて光景はよくあることと思います。

 

その時にテレビを観ることで視神経を刺激しビタミンB1を消耗し、また脳が「なるほど」と感じるたびにまたビタミンB1を消耗しているのです。

さらにさらに、白砂糖が身体の中で分解されるときもビタミンB1を消耗しているのです。

 

そしてビタミンB1を消耗し無くなってくると中枢神経に障害が起きて集中力が無くなるし、キレやすくなり、体調を崩しやすくなることもいわれています。

 

昔は甘いものはたくさん食べてはいけませんと日常生活で繰り返し子供に教えながら子育てをしていたのですが、現代ではそのようなことも少なくなってきているようです。

 

 

続く。。。