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活性酸素について③

またまたブログの更新が遅くなってしまいました…m(__)m

 

それでは今回は活性酸素の発生原因について書いていくことにしましょう。

 

活性酸素は通常以下のような形で発生しています。

 

① 呼吸をした時。(全呼吸の1~3%にあたる)

酸素を大量に消費するスポーツ選手には短命な人が多いことや、長寿村は空気の薄い高地にあることが多いなどの例が挙げられる。

 

② 食事をした時。

食べ物をエネルギーに変える時の副産物として発生する。

 

③ 紫外線を浴びた時。

強力な殺菌力を持つ紫外線は、細胞中の水分と反応して、活性酸素を発生させる。

 

④ タバコを吸った時。

タバコの煙の中には、ニコチン、タール、ベンツピレン、フェノール、一酸化炭素、ニトロソアミン、過酸化水素などの活性酸素の材料がぎっしりと詰まっている。喫煙者の隣いるのも同じ。

 

⑤ ストレスを感じた時。

ストレスに対抗するために分泌される。酸素反応により発生する。

 

⑥ 外部から細菌や化学物質など異物が侵入した時。

血液中に外部から細菌などが侵入してきた場合、免疫細胞の一つである白血球が、侵入者に対して、大量の活性酸素を吹き付けて殺菌する。

 

では、これだけの活性酸素が日常的に発生しているのに、健康でいられるのでしょうか?

 

それは、人間の身体が「抗酸化物質」を生成できるからなのです。

 

我々の祖先となる微生物が酸素をエネルギーに変える力を持つためには、同時に発生してしまう活性酸素を除去または中和できる能力も必要であり、その役割を担うのが抗酸化物質ということなのです。

 

酸素エネルギーの獲得と活性酸素の解毒、この条件が満たされたからこそ、好気性の生物は進化し、人間の存在もあったということになります。

 

では何故、活性酸素が問題となっているのでしょうか?

 

実は、昔に比べて現代人の住環境や生活習慣は大量に活性酸素が発生しやすい状況にあると言われているのです。

 

次回へ続く…。