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白砂糖について⑤

久しぶりのブログ更新となります。なかなか更新できずに1月も下旬になってしまいました(*_*;

 

さて、続いて白砂糖を摂りすぎることの身体への影響について書いていこうと思います。

 

今回は「低血糖症」についてです。

白砂糖を摂りすぎると糖尿病になると考えがちですよね。。。

 

が、しかし…

 

糖分が体内に過剰に摂取されるとインシュリン分泌機能が極端に促進して、必要以上にどっと放出され、血糖値は急激に下がってしまうということが起きるのです。

 

詳しく書くと、繊維質と結びついている多糖類は3~4時間かけて身体が使えるブドウ糖に変化していくのに対して、白砂糖は消化が早いので本来ゆっくり起こる化学変化の過程を飛び越して入ってしまうので、脳に異常状態をもたらすといわれています。

血液中の血糖値が急激に高くなり、副腎皮質から白砂糖処理に関するすべての化学物質を調整するホルモンが分泌され、連絡が届いた膵臓からインシュリンが分泌されます。

そして、身体の諸条件のバランスを取ることが本来の目的であるホルモン分泌の機能が過剰反応の結果狂ってしまうのです。

また、インシュリンが過剰に分泌されたことで必要な血糖までが消えてしまうということになってしまいますΣ(・□・;)

 

そして必要以上に血糖値が下がってしまうことで、身体に震えがきたり、違和感を感じたり、さらに低くなってしまうと意識が混濁してしまうなんてことも起きてきます。

「インシュリノーマ(インシュリン産生膵島細胞腫」」とも呼ばれています。(低血糖を起こす代表疾患。膵臓の正常β細胞は血糖が低下するとインシュリン分泌を止めるが、インシュリノーマの細胞は、この調整ができずに分泌を続けるために低血糖を引き起こす)

 

このような状態は身体にとっては非常に危険な状態なので副腎ホルモンが急激に作り出されインシュリンは退場となります。

すると逆に血液中のブドウ糖は高まってきてしまうのです。

 

こんな急激に血糖値が上がったり下がったりを繰り返していると、ついにはホルモンの調節機能が狂ってしまい、身体も精神も疲れ切ってしまうのです。

 

脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖といわれています。

そして血液中の50%を消費しているのです。

なので、血糖値が下がると悲鳴をあげてしまい、脳細胞に必要な酸素も少なくなり、神経活動に欠かせない物質も少なくなって、脈拍が不規則に増加したり、ストレスに対処するための血液循環が悪くなったり、手足が冷たくなって、筋肉が痙攣したりと様々な症状が起こってくるのです。

どうですは、このような症状を感じた経験はありませんか。

今回で「白砂糖」に関する記事はいったん終わりにしようと思います。

この記事を読まれた方は、普段口にしているものに少しだけ気を付けてみてはいかがでしょうか。