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「冷え」について④

前回は「冷え」と「空気の加工」について書きました。

今回はそれらの対策方法について書いてみようかと思います。

 

空気の加工とは冷暖房器具によるものであるということは前回お話ししました。

では、冷暖房器具を使わずに、寒い冬も暑い夏も過ごさなければならないの!どうすればいいいの?となりますよね。

 

ここでのポイントは「戸外と室内の温度差を小さくする」ということです。

どれほどかというと、大人は10℃差、子供は5℃差位が適切と言われています。

 

それでも暑かったり、寒い時には部屋の空気ではなく、部分的に身体を冷やしたり温めたりすることで「冷え」の状態を作らずに済むので、こたつや扇風機などを上手に活用するといいでしょう。

昔の人達が部分的に必要なところをこたつや囲炉裏、火鉢で暖めたり、団扇や扇子で冷やしたりというのは理にかなっていたということですね。

 

最近の夏は気温も高く猛暑日が続きますので、全く冷房を使わないというのも身体にとっては危険ですので、上手に活用することが必要だと思います。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということでしょうか。

 

もちろん、「冷え」は空気の加工だけが原因ではありませんので、食生活を含めた生活習慣を見直すことが必要ということは言うまでもありません。

 

今年の夏も皆さまが「冷え」の状態にならないことを願っております。

 

今回で「冷え」のお話しは最終回とさせていただきます。

それでは。